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膝の成長痛(オスグッド・シュラッター病) 10代 中学生

こちらの患者さんは、中学校の部活動とは別にクラブチームに所属しサッカーをしている中学生です。

膝のお皿の下側の部分が運動後などに痛くて、しゃがんだりする膝を曲げる動作が出来ないということでした。
状態を診てみると、熱感もあり押したり触ると痛みがとても強い状態でした。
痛いのは膝だけでなく、腰にもあり 触っても痛みが強く、体を後ろにそらすと痛みを訴えてきました。
成長期の子供さんには分離症などの疑いがあるため慎重に治療をしていきました。

膝に関してはまず、太もも前面の筋肉が緊張していることでお皿の動きが悪くなっていないかを確認していきました。
動かす方向によっては違和感や痛みがあり、太ももの筋肉の緊張をとっていき 膝関節の動きを滑らかにしていくことで
負担を軽減してきました。
腰の状態はピンポイントでの痛みもあったのでレントゲンでの診察もお願いしたのですが、時間的な都合もあって整形での
受診はされませんでした。ですので、骨の状態がどうだったははっきりと分かりませんでしたが炎症が強かったのは確かです。
腰椎の椎間関節や、腰仙関節・仙腸関節の動きを改善して、硬くなっている筋肉も緊張も和らげていきました。

1年生ながら同学年では欠かせない選手で、サッカーの練習などは状態をみながら極力休まないようにしていたみたいです。
3回目の来院時には膝も腰も痛みはほとんどなくなり、サッカーの練習や試合にも影響がなくなってきました。

膝に関しては油断は出来ないとはいえ、炎症が治まってきているのは確かです。それにともなって痛みも軽減しているので
続けての治療もそうなんですが、自宅でもストレッチやアイシングのケアが大切です。
それをしっかりとしてくれたからこそ、早く良くなったのもありますが今後の選手生活を考えると自分でもケアをしていく
習慣をつけて貰いたいと思います。

腰に関しても、骨への異常がみられず症状が良くなったことは本当に良かったです。